“シン・シティ”の住人マーヴ(ミッキー・ローク)は、夢のような美女ゴールディ(ジェイミー・キング)と一夜を共にする。しかし朝目覚めるとゴールディは冷たくなっていた。
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『デスペラード』のロバート・ロドリゲス監督が、アメコミ界の人気者で本作の原作者でもあるフランク・ミラーとタッグを組んだエンターテインメント・ムービー。
なお、特別監督としてタランティーノも参加。彼が参加してる理由は周知の通り、ロドリゲスがタランティーノにデジタルの素晴らしさを伝えるためとのこと。
作品を通してモノトーンが基本。血や車、またロアーク(だったかな)の息子の変形後の体の色などだけ色つき。この視覚効果はなかなか面白い。
展開は非常にバイオレンスで、かなりエグい。一緒に見に行ってた人にはきつかったみたいでずっと目をそむけてました。連れていく映画間違えた、ゴメンナサイ。
ストーリーは3つの物語で成り立ってます。それぞれブルース・ウィルス、ミッキー・ローク、クライヴ・オーウェンが主役。管理人的にはクライヴ・オーウェンのストーリーが好きだったかな。『戦闘サイボーグ』デヴォン青木が最高でしたね。詩仙さんが例えた『ルパン三世の五右衛門』はまさにその通りな感じ。
ミッキー・ロークのストーリーでアツイ戦闘シーンをくりひろげるイライジャ・ウッドはすさまじい存在感。フロードのおもかげなんていっさい無いし、今後どんな役柄をするのかかなり興味をそそります。ていうか、言われるまで彼がフロードだとわかんないんじゃないかな。
そしてブルース・ウィルスのストーリー。なんといってもジェシカ・アルバ。ダンス☆レボリューションのかわいさそのまま。
ストーリーをそれぞれ分けてやってるのに、ちゃんと2時間で収めて満腹感も得られるあたりかなり出来がいいと思う。演出はかなり独特。シルエットのみのシーンや先に書いたようにモノトーンと色付けで際立たせるあたりなど。デヴォン青木の戦闘はキル・ビルそのもの。キル・ビル見て「面白い」と思った人なら、この作品好きだと思います。映像は正直ちょっときついものがあるので、えぐいのが苦手な人はやめた方がいいでしょうね。
公開期限ギリギリで見てきました。なのにかなり人入ってたのが意外。それだけ人気作品だったということでしょうかね。
総合★★★★☆
映像★★★★☆
脚本★★★★☆
衝撃★★★★★
音楽★★★★☆
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